海洋冒険家で今年2月11日に世界一過酷といわれる世界1周ヨットレース「バンデ・グローブ」でアジア勢初の完走を果たした白石康次郎さん(54)が10月26日、臨港パーク=西区みなとみらい=に回航し、みなとみらい本町小学校の児童約400人と交流した。
レース中に応援
同校の小正和彦校長が以前から白石さんを知っていたことから、昨年10月に同レースに参戦することを6年生に話をしたところ「全校で応援をしたい」と児童から声があり「白石さん応援プロジェクト」がスタート。レース開始の昨年11月8日から今年2月11日までの約3カ月間、校内に応援コーナーを設置し、順位や子どもたちからのメッセージが掲示されていた。また、12月にはレース中の白石さんと衛星通信で繋がり、交流も行った。
レースが終了し3月には白石さんが同校に来校。応援した全校児童へお礼の言葉を贈ったほか「世界を1周したヨット『グローバルワン号』を見せたい」と話しており、今回の臨港パークへの回航につながった。
当日は臨港パークからベイブリッジをくぐるグローバルワン号が確認できると、子どもたちから歓声が上がった。ヨットに乗る白石さんにも、伝わるように大きな文字でメッセージを掲げ、手を振りながら交流を図っていた。
白石さんも臨港パークに近づくと「ありがとう」と声を届けた。5年2組の的野友里乃さんは「実際に大きなヨットが見られて感動しました」と感想を話していた。
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