皆様の声をカタチに! 市政報告 コロナ禍での災害対策強化へ! 横浜市会議員 中島みつのり
新しい年の幕が開きました。今年も皆様の声をお聞きし、さまざまな課題を改善させるため”現場第一主義”で活動を行っていきます。
現時点での大きな不安要素はコロナ。一方で多発する地震や風水害への備えも重要です。私は防災士として、コロナ禍における災害時の避難対策強化を推進しています。
避難生活を送る460か所の地域防災拠点(市内小中学校)は、過密状態になる恐れがあります。そのため在宅避難などの「分散避難」を呼びかけつつ、「補充的避難所」を増やすことが大切となります。
拠点に指定されていない市立の小中学校、地区センター、県立高校などを対象とする補充的避難所。コロナ感染流行前は202か所でしたが、現在は232か所に増設。私の危惧は、発災時、避難所が適切に機能するのか否か。スムーズな開設には普段からの訓練が必要で、地域防災拠点との連携が不可欠です。戸塚区では補充的避難場所である県立高校と災害時の協定を交わし、地域との訓練も実施予定です。
避難所を増やすには、民間にも協力を仰ぐべく、市は既に私立の学校と協定を結び避難所の確保を進めていますが、この動きを加速させるよう、要請しています。
マンション防災を
市内にはマンションを含む共同住宅が約101万戸あります。倒壊・浸水の恐れが少ないと考えられることから、災害時でも在宅被災者が多いと思います。しかし、停電による断水やエレベーターの停止、排水管破損など、マンションならではの被害想定も。凝固剤トイレパックなど在宅避難用グッズの確保をお願いしたいと思います。
また、地域防災拠点との連携も欠かせません。というのは、在宅避難者も含めた物資や情報を受け取る場が同拠点になるから。市もこの課題を共有しており、マンションと地域防災拠点との連携強化に向けた取組を推進しています。
本年建築局は災害に強いマンションの形成を図るため、「よこはま防災力向上マンション認定制度」をスタートさせます。認定取得を検討するマンションに対し、防災アドバイザーの派遣、災害時を想定した訓練の実施方法などを支援。区内のマンションなどの認定を積極的に推進します。
マンションの防災力向上は、共助の中核である地域防災拠点との連携、近隣住民への避難場所の提供など、地域の防災力向上に直結します。
私は行政や関係団体の皆様方と協力し、取組の強化に力を尽くします。
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