ふらっとステーションとつかの代表を務めながら、新たに介護予防事業「おひさまサロン」を始めた 吉田 篤子さん 上倉田町在住 60歳
「おもしろそう」が原動力
○…10年ほど前から、地域のコミュニティーカフェ・ふらっとステーションとつかを中心として、ボランティア活動を行うなど地域交流の活性化に貢献。同所の2代目代表も務める。今年度からは、「コロナ禍で活動規模が縮小した分、これまでの取り組みを新しい形にしたい」との思いで、週1回なさまざまな企画やランチを楽しむ介護予防事業「おひさまサロン」も立ち上げた。
○…24歳で結婚した当時は港南区に在住。深夜まで激務に追われる生活を変えるため民間企業を退職後、3人の子どもを育てた。長女が通っていた幼稚園で、後のふらっとステーションとつか初代代表・内山郁子さんに出会う。「バイタリティ溢れる人で」。誘われる形でコーラスサークルに参加したことがボランティア活動のきっかけ。長女が知的障害を持っていたことから復職は難しかったが「社会とつながっていたい」との思いから、港南国際交流ラウンジや生涯学習団体などで活動の幅を広げた。「自分が活動を作り上げる楽しさを知った」
○…45歳ごろ戸塚に移り住むが、歴史が古いがゆえに「『新しい住人』の自分には馴染みづらい」と悩むように。その矢先偶然内山さんと再会。ふらっとステーションとつかの構想に「地域のことも知れるし、おもしろそう」と興味を持って以来、同所との関わりは10年以上になる。内山さんの代表退任時には「この場所をなくしたくない」と強い思いで4年前責務を引き継いだ。
○…長年の活動を振り返り「周囲の人に恵まれてきたからこそいろいろな経験ができた。今後は区内の世代間交流活性化に尽力したい」と語る。「年齢や障害など関係なく、みんなで交流できる場所」として施設が花咲くように育てていく。
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