元ワーキングママがゆく 48 市政レポート 基地対策特別委員長に就任 横浜市会議員 伏見ゆきえ
2022年度の常任委員会は政策・総務・財務委員会に所属します。
同委員会では重要政策の立案や調整、市政運営の基本方針をはじめ男女共同参画、基地対策、横浜市立大学、行政改革、危機管理、財務などの取組を審査します。
また特別委員会では、横浜市内にある米軍施設の跡地利用と、早期全面返還を図ることを目的にする基地対策特別員会の委員長を拝命しました。
市内米軍施設の状況
これまで1961年の田奈弾薬庫(青葉区)を皮切りに、中山通信施設(青葉区)、大船倉庫地区(67年・栄区)、根岸競馬場地区(69年・中区)、ほか23カ所の米軍施設が返還されています。近年、返還された旧深谷通信所(泉区)は市民意見募集を行い、跡地利用の基本方針「深谷通信所跡地利用基本計画」を策定し、跡地利用を推進中です。また旧上瀬谷通信施設(瀬谷区)は2027年に「自然との調和」を掲げた国際園芸博覧会(花博)の開催を目指しています。
残り施設は4カ所、約150ヘクタールと提供水域2カ所となります。うち、根岸住宅地区(中区・南区・磯子区)と池子住宅地区(金沢区)および海軍補助施設の横浜市市域の飛び地については、2004年に返還の方針で合意しています。
政府を交えた慎重な交渉ごとになりますが、市民の皆さんにとって有効な土地利用ができるよう委員長としてできることを、しっかり推し進めていきたいと思います。
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