県政レポート BA・5対策強化宣言にご協力を 県議会議員・松田よしあき
神奈川県の新型コロナウイルスの累計感染者が7月30日、100万人を超えました。20年1月、横浜港停泊中のダイヤモンドプリンセス号で全国初の感染者が確認されてから2年半。収束の兆しは見えていません。
県は8月2日、政府が新設した「BA・5対策強化宣言」を発令しました。理由は以下です。▽病床使用率が80%を超え、医療体制がひっ迫。新規感染者の抑制と医療資源をハイリスクの方へ重点化する▽「お盆」の時期を迎え、人の移動が活発になる時期。国が打ち出したこの機を捉え、県民に感染防止対策の再徹底などを改めて呼びかけるためです。
県民には、会食は短時間、少人数の実践。高齢者や基礎疾患のある方や同居家族は家庭内でもマスクの着用。事業者にはマスク飲食などの推奨を要請しています。期限は8月31日までです。
コロナウイルスの変異が激しく、今後の見通しはつきませんが、県民が安心感を得られる施策を行うよう、県には要請を続けていきます。
柏尾川の治水対策
今夏は大変な暑さとなっていますが、異常気象対策も極めて重要です。県は2019年の猛烈な2つの台風を受けて「かながわ気候非常事態宣言」を発令しており、主な取り組みとして掲げているのが風水害対策です。河川等のハード対策の前倒し、県と市町村との情報伝達機能の強化などを進めています。
戸塚区に目を向けると、柏尾川の治水対策が急務です。現時点では金井遊水地の整備により対応はできていますが、昨今のゲリラ豪雨、線状降水帯の発生状況を見ると安全が確保されているとはいえません。そこで雨量の増加に備えるため、仮称・金井第二遊水地の整備を始めています。完成予定は当初令和15年でしたが、私たち議員が要請し、同10年に5年間早めることを計画書に盛り込むことができました。
今後も県民の生活を守る安全安心の事業の点検と実行に、全力を注いでまいります。
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