岡津地域ケアプラザで9月7日、岡津町在住でソーシャルフットボール(精神障害者フットサル)の選手として活躍する飛田秀樹さんと所属チーム・FCポルトの篠崎安志代表らによる対談会が開かれ、地域住民ら約50人が足を運んだ。
中川地区社会福祉協議会が主催したもので、テーマは「精神・発達障がいを知ろう」。同地区社協では障害者支援を重点項目としており、まずは理解を深めようと企画したという。
飛田さんはかつて周囲との距離感に苦手意識があり、自殺願望があったことも明かし、「サッカーに夢中になれたことや信頼できる人がいて救われた」と振り返った。また「本などで成功者が『障害も武器』ということがあるが自分はそうは思えなかった」と語り、「そういう人間もいるということを、同じように悩む人たちに伝えていけたらという思いが、日本代表を目指す力になっている」と話した。
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