意見広告・議会報告
県政報告 154 経済成長を最優先に 神奈川県議会議員 北井宏昭
今、社会は物価高に苦しんでいます。ありとあらゆるモノの値段が上がり、社会保険料も上がり、難儀しています。
どうやって所得を増やし、そして今以上に働きたい人の労働時間を増やせるか、先の総選挙以来「年収の壁」の議論が活発化しました。もちろん、時代に即して制度を最適化させることは大事です。でもそれは、小さなパイをどう分けるのか、どこを優遇して、どこに負担を寄せるのか、という話し。解決策ではなく、その場しのぎ策と感じてしまいます。
であるなら、この状況の打開のためには、経済の拡大が何よりと考えます。生産性向上による経済の成長・拡大によって、所得と税収を増やさねばならないのです。
財源確保も必要
特に年金生活者にとっては現状維持もままなりません。物価スライドでは賄いきれないため、福祉政策の拡充が必要になります。その財源確保には、税収を増やすための経済の拡大が不可欠であり、その他の行政サービスについても同様です。
経済の発展があってはじめて福祉・教育・医療などあらゆる行政サービスが展開出来ます。ゆえに県庁で最も重要なのは経済政策であるべきなのです。そして経済政策のすべての事業予算は、投資であるということを認識し、肝に銘じるよう議会で訴えました。
とにかく、今は生産性向上が最優先。そして全体の底上げのために、新陳代謝を促すこと。好むと好まざると、それが資本主義であり、それが厳しい現実なのです。県の事業は「守りから攻め」にシフトしなければならない時代である、と進言しました。
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