戸塚駅周辺の喫煙禁止地区指定 横浜市会報告 効果検証にデータを活用 横浜市会議員 鈴木太郎
平成30年3月13日に開かれた横浜市会 予算第二特別委員会で私は、戸塚駅周辺の喫煙禁止地区指定について質問しました。3月1日から戸塚駅周辺は喫煙禁止地区に指定され、西口に2カ所、東口に1カ所の喫煙場所を設置。東口の喫煙場所は「1カ所に集中することで近くを通ると煙や臭いが強く感じられる」、「受動喫煙が気になる」、「思ったより大きく地元町内会の夏祭りの妨げにならないか」などの声が寄せられています。
横浜市が実施する事業には目的があり、それに照らして事業効果を検証することは重要です。喫煙禁止地区指定によって街の美化推進が図られたのかどうか、指定前・後の改善状況を把握することが必要です。市は平成28年に市内29カ所でゴミやタバコのポイ捨て状況を委託調査、結果をゴミの量に応じて色分けして示すヒートマップを持っています(上記参照)。
ヒートマップで喫煙禁止地区指定の前後の変化を示すことができないか提案したところ、資源循環局長は「戸塚駅周辺では地区指定前に一度状況調査を実施しており、今後一定期間経過後に再度調査を実施し、効果を検証する」と答弁しました。
これによってポイ捨ての多いところ、少ないところは一目瞭然です。地域でゴミ拾いなど街の美化推進活動に取り組んでいるボランティア団体などにとっても有益な情報となります。
こういったデータは活用方法によってイノベーションを引き起こすことがあります。そうしたチャンスを残すには、検証作業で得られるデータを誰もが自由に活用できる状態で公開しておくこと、すなわち、オープンデータとして公開することが望ましいと主張。資源循環局長も「今回の検証結果をオープンデータ化していく」と答弁しました。
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