戸塚町の子ども向けダンス教室「ダンススタジオグローアップ」が、5月3日に行われた「横浜開港記念みなと祭 ザよこはまパレード」に出演。キッズパレードの部で、優秀賞を獲得した。
このパレードは1953年から行われ、今年で66回目を迎える横浜市の名物行事。マーチングバンドや太鼓、ダンスなど様々なジャンルの計43団体が、パフォーマンスをしながら山下公園や赤レンガ倉庫の前を通る道路をパレードした。
同教室は、小中学生の生徒63人と、ダンス指導で交流のある戸塚町の私立保育所・グローバルキッズ戸塚園の園児からなる特別チームで参加した。約30分にわたるパフォーマンスを笑顔で演じきり、表彰された。
「忘れられない経験」
「私も高校生の頃に出演した。横浜で育った身として、あの場で踊る経験は忘れらない」と話すのは、同教室代表でダンサーのSHIN(シン)さん。子どもたちにも同じ経験をしてもらおうとエントリーした。生徒らは大会1カ月前からレッスンを開始。週末1回2時間の合同練習をはじめ、自宅での復習にも精を出した。
迎えた当日、生徒らは緑色のTシャツを揃えて参加。同教室講師が考案した4曲のダンスを踊りながら進んだ。振り付けの一部を担当した講師のMIZUHO(ミズホ)さんは「疲れてきても笑顔で踊れるよう(お互い鼓舞するための)掛け声なども盛り込んだ」と話す。SHINさんによると「普段は3〜5分のパフォーマンスが中心なので30分はマラソンのよう」というが、生徒らは終始楽しそうに踊っていたという。
花輪心梛(ここな)さん(12)と杏愛(ももあ)さん(9)は姉妹で参加した。心梛さんは「踊りながら進むのは大変だったけれど楽しかった。受賞がわかった瞬間は本当にうれしかった」と振り返った。
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