舞岡高校で先ごろ、下水道に関する講座「下水道マニア」が開催された。
生徒16人が参加。普段見たり考えたりすることの少ない下水道をあらためて学ぶなかで、環境意識の向上や進路選択の視野を広げてもらうことなどが目的だ。
昨年に続き2回目で、行政や民間団体が協力し実施された。
下水中のリンを活用して作られた肥料で栽培した米や野菜をつかい、バーベキューも行われた。また今回鉄板として使われたのは、マンホールの蓋を模した鋳物。製造した虹技(株)の担当者によると、食材を置いても熱が下がりにくく、旨味を閉じ込めるため美味しく焼き上げることができるという。
参加した黒澤英さん(1年)は「玉ねぎは特に甘く感じた。食材を食べることを通し、循環について考えるきっかけになった」と振り返った。
このイベントを企画した松井浩気教諭は「環境教育はもちろん、食育にもつながる講座になったと思う。毎年官民を超えて輪が広がっており、今後も続けたい」と話した。講座ではさらに水再生センターの見学や下水道内の調査なども行われた。
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