第2次世界大戦前のカナダで活躍した日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日軍」を前身とする少年野球チーム「バンクーバー新朝日軍」が3月16・17日の日程で横浜を訪れ、横浜泉リトルシニアと横浜南ボーイズの選手らと交流した=写真。
1914年にバンクーバーで結成され、戦争の影響で解散した日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」。高い技術力とフェアプレー精神で戦い、日系社会の誇りとして多くの人から敬愛されるチームだったという。
2014年に創立100周年を記念し「バンクーバー新朝日軍」が設立。横浜とバンクーバーの姉妹都市提携50周年イヤーの2015年から2年ごとに来訪しており、今回で3度目。16日には俣野公園・横浜薬大スタジアムで合同練習が行われ、新朝日軍からは15人が参加。ウォーミングアップを兼ねた鬼ごっこやユニフォームの交換など、チームと言語の壁を越え親睦を深めた。
新朝日軍のブレイク・ダラザナさんは「メンバー全員でこの日を楽しみにしていた。後輩たちにもこの経験を伝えていきたい」と話した。
新朝日軍総監督で今回の日本遠征代表の猪亦功憲(いのまたあつのり)監督は「言葉は通じなくても、プレーで心を通わせることができたのでは」と振り返った。
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