無差別殺傷事件発生時にどう対応? 取手駅前での事件を受けて、訓練
昨年12月に茨城県の取手駅前で、刃物を所持した男が路線バスに乗り込み乗客を次々に切りつける無差別殺傷事件が発生したことを受け、栄警察署と消防署、区内を走る神奈川中央交通バス、江ノ島電鉄バス各社は1月26日、上郷町にある神奈川中央交通(株)横浜営業所内で無差別殺傷事件の発生を想定した初動対応訓練を実施した。
訓練は本郷台駅前バスロータリーでバスを待っている男性客に対し、刃物を持った男が近づき、腹部を刺した後、客を乗せて停車中のバスに乗り込もうとする状況を想定。
警察は緊急配備の発令や通行人の避難誘導、興奮する犯人の監視や説得、確保、消防は負傷者の救護、各バス会社はバスジャック対応マニュアルに従い、乗客に避難を呼びかけ、非常通報装置を作動させて異常事態を外部に知らせる手順などを確認した。
|
|
|
|
|