上郷中学校(木村長利校長)の1年生が2月1日から3日にかけて、いたち川流域の桜の間伐材を使った壁飾り作りに挑戦した。
横浜版学習指導要領には、教科の枠を超えて、地域を題材にした学習をすることが盛り込まれており、同校ではこれまで、美術の時間に上郷の自然を紹介する地図の製作などを行ってきた。
今回はそれらの学習への理解をより深めようと、栄少年補導員連絡会(灰原宇多子会長)に協力を依頼。同連絡会メンバーで、江戸時代から何代にも渡って地域に住み続けている石井造園株式会社(笠間)の石井昭彦会長が、古文書や古地図を見せながら地域の変化について話し、用意した桜の間伐材を使った壁飾り作りの指導にあたった。「用意したのは本郷中学校裏付近の桜の枝。11月に依頼を受け、伐採にちょうどいい時期だった」と石井さん。
間伐材には植物や動物など自然のものを描くことが課題として出され、生徒は図鑑などを見ながら下絵を描き、アクリル絵の具で着色。思い思いの壁飾りを完成させていた。
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