市議選 県議選 4議席に8人が名乗り 統一地方選挙 投開票は4月10日(日)
4月1日(金)に告示される統一地方選、栄区からは2月28日現在、定数3の横浜市議会議員選挙に5人、定数1の神奈川県議会議員選挙に3人が名乗りをあげている。投票日は4月10日(日)で、即日開票される。
市議選
定数3に対し、大桑正貴氏(無所属・37歳)、石渡由紀夫氏(民主・47歳)、藤田みちる氏(ネ横・60歳)の現職3人と、新人の輿石且子氏(自民・42歳)、竹岡健治氏(社民・64歳)が出馬表明している市議選。
前回の統一地方選でトップ当選した大桑氏は無所属の立場を貫きながらも、みんなの党からの推薦を受け、「持続可能な社会をつくる」ことなどを公約に掲げて3期目を見据える。
平成21年8月の補欠選挙で初当選した石渡氏は「自然の保全」や「地域医療・福祉の充実」など6つを政策の柱として活動、「小さな声を大きな力に」の志で支持基盤を固めている。
藤田氏は21年10月の補欠選挙で初当選。「地域密着」にこだわり、「福祉・交通・環境」を柱としながら「次世代も安心して笑顔で暮らせるまちづくり」を訴えている。
初挑戦となる輿石氏は元市議・角田宏子氏の実妹。2児の母である立場から、「柔軟な日常生活の視点を活かして横浜の課題解決に取り組みたい」とし、自民の議席回復を目指す。
補選に続く出馬となる竹岡氏は元小学校教諭として「子どもたちの学ぶ権利の保障」を訴えるほか、「市民は主権者」と主張し、税金の使い道や市会議員の実態などにも目を向ける。
県議選
定数1をめぐって現職の関口正俊氏(民主・63歳)に新人の志田一宏氏(自民・27歳)と楠梨恵子氏(みんな・29歳)が挑む三つどもえとなる可能性が高い県議選。
関口氏は前回の選挙で自民候補との一騎打ちの末、返り咲きを果たし現在2期目。県議会や地方制度の改革、雇用確保と生活の安定などを掲げ、連続当選で3期目を目指す。
「志一番」を合言葉に活動する志田氏は元海上自衛官。会社員を経て現在は、党県連青年局副局長を務める。「良いものは存続、必要な改革は積極的に」とし、行動力で勝負する。
楠氏は栄区生まれ、栄区育ち。選挙時には30歳になる。「地域に恩返しがしたい」と栄区でも深刻な高齢化への対策のほか、女性ならではの視点から教育や子育てにも目を向ける。
期日前投票所「214ビル」
19年に行われた前回選挙の投票率は市会が53・02%、県会が53・03%で、市内2位だった。
今回は神奈川県知事選挙も同日投開票となり、知事選の告示は3月24日(木)。期日前投票は知事選が3月25日(金)から、市議選・県議選は4月2日(土)からで、栄区の期日前投票所は栄区役所と、港南台駅そばの「214ビル」(前回補欠選挙時の「テスコビル」とは異なる)となる。
大桑正貴氏
石渡由紀夫氏
藤田みちる氏
輿石且子氏
竹岡健治氏
関口正俊氏
志田一宏氏
楠梨恵子氏
|
|
|
|
|
|