福島の子どもたちにマスクを 自民党・山本朋広さん 京都の会社の思いつなぐ
原発被災地の子どもたちに防放射線マスクを―。
京都市出身で現在自民党神奈川県第4区(栄区・鎌倉市・逗子葉山)支部長の山本朋広さんが8月22日、福島県の子どもたちに、神奈川県私立幼稚園連合会および日本保育協会神奈川県支部を通じてそれぞれ5万枚、計10万枚の高機能マスクを送った。
このマスクは、ヨウ素やセシウムの除去性能を持つレーヨン・ステープル・ファイバー素材のもの。手がけた京都市の日本蚕毛染色(株)は、被災地への支援物資として受け入れ先を探していたという。旧知の仲だった山本さんに相談し、福島への寄贈が実現した。
山本さんは、福島県の幼稚園関係者を知る、鎌倉市大船にある「おおぞら幼稚園」の山田誠一園長に相談。被災地の子どもたちがマスクを必要としていることを知り、山田園長からの紹介を得て福島県にマスクを送ることになった。山田園長は「乳幼児は放射線の影響が大きい。使い捨て高機能マスクは喜んでもらえる」と話した。
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