旧矢沢小跡地 3世代が憩う公園に 開園式で卒業生のヒダノ修一さんが演奏
桂台南の旧矢沢小学校跡地に1月28日、「矢沢なかよし公園」(施工/石井造園株式会社)が開園し、同日行われた式典に尾仲富士夫区長をはじめ、地域や学校関係者ら多くの人が集って開園を祝した。
式典では区長らのあいさつの後、栄区連合町内会の本多淳一会長や同公園のある本郷中央連合町内会自治会の野村正晴会長、近隣の各町内会長、矢沢小学校最後の校長である上原優子さんらがコブシを植樹した。
また、同校の卒業生で世界的な和太鼓奏者・ヒダノ修一さんが、友人で磯子区に住むゴダイゴのキーボード奏者・ミッキー吉野さんとともに登場。ゴダイゴのヒット曲「ガンダーラ」や「銀河鉄道999」を演奏し、会場を盛り上げた。
ヒダノさんは公園を見渡し、「校舎があった場所に建物がない」と驚きながらも、「とても良い公園。これからも時々顔を出したい」と話した。
式典後には、旧矢沢小学校で地域の松井政史さんと児童が植えて増やし、現在上郷小学校で育てられているアジサイの苗木を同校児童約20人が公園の一角に植えるとともに、来場した人200人にも配布した。
公園内には目的に合わせた複数の広場があり、早速、ゲートボールを楽しむ人たちや、遊具で遊ぶ子どもたちの姿が見られた。
矢沢小学校は2006年3月に小規模校再編により、犬山小学校と統合され、廃校となった。来春には同跡地にコミュニティハウスもオープンさせる予定で、計画が進んでいる。
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