栄区 元気に育て!カブトムシ 区民約100人が里親に
栄区は「育てよう!栄区産カブト虫作戦」として区民約100人に区内で自生したカブトムシの幼虫をプレゼントした。
これは、風通しのよい組織づくりなどを目標に区役所の職員有志で結成された「スクリュー!さかえ」の中にある8つのプロジェクトチームの一つ、「さかえ自然部」が企画したもの。
栄区の自然環境を多くの区民に知ってもらうことを目指す同部では、東日本高速道路(株)が現在区内で行っている「横浜環状南線」建設の際に伐採した木々のチップの中に自生していたカブトムシの幼虫に着目。昨年12月に同社から幼虫を譲り受け、上郷・森の家の敷地内に設置した繁殖ケースで飼育してきた。
幼虫がサナギになる前に希望する区民に譲ろうと、里親を募集。5月26日に上郷・森の家でカブトムシの飼育講座を開き、集まった里親希望者に1人2匹の幼虫をプレゼントした。
幼虫を手にした児童は「カブトムシになったら家にいるクワガタムシと相撲をさせたい」と笑顔。昨年も飼っていたという児童の父親は「実は親の楽しみでもあります」と、繁殖ケースの土の中から幼虫を掘り出していた。幼虫はサナギになり、6月下旬ごろに羽化、7月には成虫となって地上に姿を見せる予定だ。
栄区産カブトムシの成長報告を募集します。応募方法は今号中面「タウン情報」をご覧ください。
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