東日本大震災で被災した宮城県の少年サッカーチームが8月6日から8日に栄区を訪れ、7日に栄区サッカー協会(小林健二会長)に加盟する少年少女サッカーチームから選抜された小学5・6年生の児童32人とサッカー教室や試合などを通じ、交流した。
栄区は現在、歌手のMISIAさんが上郷森の家や横浜自然観察の森エリアの魅力を発信する「MISIAの森プロジェクト」を展開している。今回の交流は、MISIAさんのCSR活動を担う一般財団法人mudefと、石巻市でサッカー教室を開いて支援活動を行ってきたパートナー団体のNPO法人JUNが、石巻市と交流を持つ栄区に打診し、栄区サッカー協会が協力して実現したもの。
訪れたのは石巻市の「広渕サッカースポーツ少年団」と東松島市の「FC INPULSE」の小学5・6年生32人で、6日に市内観光を楽しんだ後、上郷森の家に宿泊。翌日上郷小学校で開かれた元日本代表選手の岩本輝雄さんによるサッカー教室と栄区選抜チームとの交流試合に臨んだ。
当日はゲストとして岩本さんと親交のあるタレントのJOYさんも参加。岩本さんから技術指導などを受けた後、2人も交え8人制サッカーで4試合を行った。
東松島市の5年生・阿部峻也君は「横浜の子は強かった。今はグラウンドも使えるようになり、週2回練習している」。栄区選抜チームのキャプテン田代智紀君(6年生)は「被災地のチームは一人でいかず、仲間でのプレー。まとまりのあるチームだった」と話した。
試合後は田谷町の千秀センターでバーベキューを開催。緊張気味の子どもたちだったが、バーベキューを楽しみながら交流を図っていた。
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