本郷小学校創立記念日の10月5日、同校体育館で児童による120周年を祝う記念行事が行われた。
冒頭では、森山豊実校長やPTA会長の輿石稔さんがあいさつ。卒業生で120周年記念事業実行委員会実行委員長の松井貞一さんも「120周年の年に在学していたことを記憶にとどめてほしい。大いに遊んで学んで楽しい学校生活を」と児童に呼びかけた。
その後、5・6年生の企画委員が1ヵ月前から準備したという、給食の牛乳パックを並べて作ったバースデーケーキが登場。代表児童がケーキカットを行うと、中から今年度の児童会のキャラクターである「本郷’s」が姿を現し、盛り上がった。
3年生は、授業の中で地域の人に取材をして作った「120周年クイズ」を出題。「50年前に本郷小学校になかったものは?」(正解/体育館)、「50年前学校に毎日泊まっていた人は?」(正解/技術員と男性教諭)などの難題に全児童が元気に答えていた。
また、代表児童2人が手紙「10年後のわたしへ」を朗読。「ピンクと黒の靴を買ってもらって大切にしていますが、まだ履いていますか」「医者になるのが夢ですが、今の自分に恥じないように生きていますか」などの思いを綴った手紙を、手作りの「みらいポスト」に投函した。
6日には学校関係者や地域の人など約150人を招き、記念式典を開催。マーチングバンドの演奏やあいさつなどの後、祝賀会を行い、120周年を祝った。
本郷小は120年の歩みの中で、1万3671人の卒業生を送り出している。
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