さくら園 万が一に備え、絆深める 80人が参加し、総合訓練
金井町の高齢者福祉施設「グループホームさくら園」で12月9日、火災や災害を想定した総合訓練が行われた。
訓練には同施設職員や栄消防署のほか、栄消防団、金井町内会から約80人が参加。職員が少ない夜間に火災が発生したことを想定し、職員が初期消火や119番通報、入居者の避難誘導、近隣住民への応援要請などを行った。
また、地震などの災害も想定し、消防団員が倒れた家具などの下敷きになった人を油圧ジャッキで救出。入居者の救出体制や安全の確保などについて確認した。
日ごろから訓練は実施しているが、消防団や住民も交えてこれだけ大規模な訓練を行ったのは今回が初めて。栄消防署では「今後も地域住民や消防団と密着した訓練を行い、地域の絆を深めていきたい」としている。
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