インフルエンザ 栄区でも流行ピークに
全国的に流行しているインフルエンザが横浜市でも流行のピークを迎えている。 市は1月21日から27日に、市内に152カ所ある定点医療機関1カ所あたりの週間患者数の平均値が警報発令基準の30人を超える41・54人に達したことから警報を発令。栄区でも同週に37・71人(罹患数264人)にのぼり、警報レベルとなった。
1月28日から2月3日には、市全体の定点あたりの患者数は38・22人と前週より減少したものの、栄区は42・71人(299人)と増加。引き続き、注意が必要な状況が続いている。
今年検出されるウイルスは全国的にA香港型が主流で、市内でも同様の傾向。のどの痛みや咳などの症状が続き、38度以上の熱が出る。
横浜市内の直近5週間の状況では4歳から7歳の感染が特に多い。10歳未満や70歳以上の人では、重症化する例もあり、市衛生研究所では特に注意を呼び掛けている。
予防には手洗いやうがい、マスクのほか、室内の湿度を50〜60%程度に保つことなどが有効。体調が悪い場合は熱が出ていなくてもマスクをし、早めに医療機関を受診することが肝要だ。また、インフルエンザは解熱後もウイルスを排出し続けるため、2日間は学校や会社を休み、咳やくしゃみなどの症状がある場合はマスクをすることが必要となる。
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