栄区役所 来庁者も協力し、避難訓練 開庁時間中に大地震 想定
栄区役所で2月15日、開庁時間中に震度6強の大地震が発生したことを想定した避難訓練が行われた。
職員が来庁者を安全な場所に避難誘導することを最大の目的としたもので、来庁者も協力。地震発生の合図を受け、職員が来庁者を安全な場所へ誘導、建物や庁舎内の電気やガス、水道の安全と避難状況を確認し、各課の代表者が区長に報告した。また、職員が負傷した状況も想定、車いすを使った避難も行われた。
栄区役所で来庁者も参加した避難訓練を行ったのは今回が初めて。「他区での実施事例もあまり聞いたことがない」という。区は「来庁者の誘導が一番の課題。ルールを作り、臨機応変に対応できなければ。職員の対応が大事だと思う」とコメント。当日はほかにも庁舎内にある備蓄庫の見学や栄消防署による消火器や屋内消火栓の取り扱い説明などが行われた。
尾仲富士夫区長は「区民に対して言う前に自分たちが自助、共助できなければ。今日の課題を振り返り、改めて消火栓や消火器の確認などを行いたい」と話していた。
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