ガチ丼! 栄区から2店が参加 予選投票始まる
市民投票で市内商店街の丼ものナンバーワンを決める「ガチ丼!」の予選が6月1日からスタートした。エントリーは全77品。栄区からは宮古寿司の「ミドリとピリ辛海鮮Don」と、ぷらさんぬの「美々ンパ丼」が名乗りをあげている。投票は8月31日(土)まで。上位15品が決勝に進出する。
「ガチ丼!」は横浜市商店街総連合会が商店街の活性化を目的に2年前にスタートした「ガチ」シリーズの第3弾。一昨年はコロッケ、昨年は甘いものをテーマにナンバーワン商品を市民投票で決めてきた。
丼ものをテーマにした今回は初の予選を実施。8月31日までの予選投票で得票の多かった上位15品を扱う店舗が、10月19日(土)に港北区の日産スタジアム前広場で行われる決勝に集結し、金賞1点、銀賞3点、銅賞5点を決める一発勝負に臨む。
女性や高齢者を意識
天丼やカツ丼などの定番のものからオリジナリティあふれるものまで、さまざまな丼もの77商品が集まった「ガチ丼!」。栄区からも2店舗がエントリーし、頂点を目指している。
上郷町の「宮古寿司」(栄区商店街連合会)は「ミドリとピリ辛海鮮Don」(1200円)で勝負。栄区の豊かな自然をキュウリや水菜、アボカドなど緑色の食材で表現、具材は細かく切って女性や高齢者でも食べやすいように工夫した。練りごまや辣油を加えた醤油ベースのたれをマグロやカンパチ、イクラ、卵、高菜など盛りだくさんな具材に絡めて味わえる寿司店ならではの贅沢な一品だ。
鍛冶ヶ谷の「パンとカレーの店ぷらさんぬ」(本郷商栄会)は「食べて美しくなる」をテーマに美容と健康に良い韓国料理のビビンバをアレンジした「美々ンパ丼」(500円)でエントリー。食物繊維が豊富な麦ご飯にニンジンやキムチ、豚肉などをふんだんに乗せ、低カロリーながら栄養とボリュームのある丼に仕上げた。「決勝の日のスケジュールは空けてある」とスタッフ。気合い充分だ。
コラボ企画で盛り上げ
全エントリー商品が掲載された冊子は各区役所や参加店、文教堂書店各店などで配布中。今回はコミック誌「週刊少年チャンピオン」や、クレイジーケンバンドの小野瀬雅生氏と元JUDY AND MARYの恩田快人氏らによるハードロックバンド「マジョーラ・ザ・バンド」などが協力しており、冊子には人気漫画家による描き下ろしや同バンドとコラボした企画なども掲載されている。
投票は実際に食した上で公式ホームページ上や冊子に付いている投票用紙を使って行う。締め切りは8月31日(土)。主催する横浜市商店街総連合会では「それぞれの商店街自慢の一杯をご賞味ください」と話している。詳細は公式ホームページ【URL】http://www.gachi045.com/へ。
|
|
|
|
|
|