鎌倉やその近隣地域の子どもたちが所属し、栄区在住の田辺四郎さんが代表として指揮する「鎌倉ジュニアオーケストラ」(以下KJO)が、8月24日(土)に鎌倉芸術館大ホール(鎌倉市大船6の1の2)で定期演奏会を行う。入場無料で開演は午後2時。「エグモント序曲」「ウィリアム・テル序曲」のほか、組曲「展覧会の絵」などを披露する。
KJOは1984年に発足し、今年で30周年を迎える。当時鎌倉市内の小学校で教諭をしていた田辺代表(82)が、NHKの番組「音楽の広場」に登場した千葉県の小学生オーケストラに感銘を受けたことがきっかけで設立した。現在は小学3年生から高校3年生まで81人が所属。初心者での入団が多いが、近年では音大への進学やプロ奏者になる卒団生も増えているという。
KJOのモットーは「子どもを育てるためのオーケストラ」と田辺代表は語る。「全員が楽しんで参加できる場所が大事」と、演奏会では団員全員をステージに登場させている。
今回で卒団となる高校3年生は「田辺先生に褒められるのが一番うれしかった」と話している。
問い合わせは事務局【携帯電話】080・5512・6137まで。
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