みなとみらい21地区周辺に導入されている「横浜コミュニティサイクル・ベイバイク」の登録者数が、8月5日付で1万5千人を超え、前年に比べ約2倍に増加したと、市都市整備局が発表した。1日の利用も7月比で2倍超の約470回となった。
増加要因について同局都市交通課は「平日は通勤、休日は観光や買い物など個人に合った様々な形で利用ができることが普及につながったのでは」と分析する。
これは市と株式会社NTTドコモによる社会実験で、一昨年4月に開始され、来年3月まで実施予定。サイクルポートと呼ばれる自転車貸出・返却拠点が34カ所設置されており、会員登録を行えば1回105円から利用可能。どのポートでも貸出・返却ができる。同課は「利用者にエリア内に長く滞在してもらうことで、地域全体の活性化につなげたい。本格的な導入には採算面などで課題があり、現在検討中」と話している。
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