本 郷 台 ステージは「改札口」 中高生出演 初の駅コン
今年開業40周年を迎えたJR本郷台駅(辻内敏眞駅長)で12月16日から「本郷台クリスマス駅コン」が行われた。
節目の年の締めくくりと周辺の活性化、親しまれる駅づくりを目指して同駅が初めて企画したもの。5日にわたり、区内の中学・高校の吹奏楽部や軽音楽部、ギター部、フェアリーコンソート部など6団体が出演し、駅構内の通路沿いに設けられたステージでさまざまなジャンルの音楽を奏でた。
初日の16日には、柏陽高校軽音楽部から2組8人が出演。アコースティックギターと歌で、いきものがかりの「帰りたくなったよ」やGLAYの「Winter,again」など数曲を演奏し、集まった人や通りがかった乗降客から温かい拍手が送られていた=写真。
同部は出演が決定した12月初旬に曲を選び、約2週間の練習で今回のコンサートに臨んだという。ボーカルとして出演した2年生の眞田大誠君は「駅で歌うのは初めてで新鮮だった。マイクがなくても声が良く響いた。人前で歌うのが好きなので、楽しかった」と笑顔で話した。
駅コンを企画し、様子を見た辻内駅長は「自然と笑みがこぼれた。乗降客の流れや安全も確保でき、思った通り」と成功を喜び、「時代の流れを考えると、次の世代に駅を活用してほしいと思い、ステージを提供した」と話した。
駅構内ではほかにも、犬山幼稚園の園児が駅開業40周年を記念して今春描いて展示した「電車の絵」約50枚の再展示も行われた。
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