栄消防署 応急手当の大切さ学ぶ 区内7中学校で指導会
飯島中学校(和久井清司校長)で3月6日、毎年恒例の「中学生救急指導会」が行われた。
これは区内にある7つの公立中学校で、自助・共助の意識向上や命の大切さなどを学ぶために栄消防署が毎年実施しているもの。今年は中学生総勢876人に対して、消防署員や栄消防団員が心肺蘇生法などを実践を交えて指導した。
飯島中学校では、3年生159人が参加。全体で応急手当の重要性や119番通報で伝えるポイントといった話を聞いた後、12の班に分かれて1人ずつ心臓マッサージやAEDの扱い方を実践した。生徒たちは「肘を曲げずに押し込むように」といった胸骨圧迫のアドバイスを聞きながら、一生懸命取り組んでいた。
消防署員は「実際の現場に遭遇した場合には全部を1人でやろうとしないで、周りの人を巻き込んで」と、呼びかけていた。
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