小山台中学校 プロのデザイナーが授業 8月に作品を展示
グラフィックデザイナーの伊藤文人さんが小山台中学校(佐藤實校長)を先月から訪れ、2年生に対して美術の授業を行っている。生徒はプロの指導を受けながら、8月のイベントで展示するポスター制作に励んでいる。
この授業は8月に行われるイベント「ティーンズクリエイション・2014 inよこはまさかえ」(さかえdeつながるアート、「ティーンズクリエイション・2014」組織委員会主催)の事前企画。中学生にデザインへの興味を持ってもらうために企画されたイベントで、中学生やプロのクリエイターの作品展示、ワークショップなどが予定されている。授業は中学生とプロのクリエイターの接点を作る目的で始められた。
伊藤さんは10日に行われた授業でポスターに文字を入れる際の注意点などを指導。「ポスターだから人が見てくれないと。絵が中心になりがちだけど、絵と戦うコピー(文字)が重要」と話し、ポスター制作のポイントを伝えた。生徒たちは伊藤さんの指導を受けながら、それぞれのポスターに色付けや文字入れを進めていた。
作品は現在も制作中で、27日(金)の最終授業で完成予定。完成した作品にはグラフィックデザイナーからコメントが付けられ、8月のイベントでプロのクリエイターの作品と共に展示される。
伊藤さんは「(これをきっかけに)デザインが面白くなり、デザイナーになりたいという子がいてくれれば」と話した。
このイベントには横浜市内在住の中学生であれば、参加することができる。「心にひびくデザイン」を自由に制作して各中学校の美術科教師に提出、または栄区民文化センターリリス受付へ直接持参する。参加は無料、締め切りは7月20日(日)。
問い合わせは事務局(岩上さん)【携帯電話】080・4150・2700。
|
|
|
|
|
|