栄区 自殺予防対策で啓発活動 タッチーくんも一役
栄区は10日、自殺予防に関する正しい知識を学んでもらおうと本郷台駅前でキャンペーンを行った。9月は自殺対策強化月間であり、9月10日は世界自殺予防デーだった。
当日は、駅前広場で自殺予防に関してクイズパネルを設置しクイズラリーを実施。栄区セーフコミュニティ推進協議会自殺予防対策分科会の委員、「さかえ・ハートフルサポーター」(ゲートキーパーの研修を受けた区民)らが一体となって駅の乗降客らに声をかけ、自殺予防の啓発活動を行った。自殺予防関連のリーフレットが手渡され、パネルに導かれると説明を聞きながらクイズラリーに参加。タッチーくんのオリジナルグッズがもらえるとあって小学生らの参加もあった。途中、タッチーくんが登場して街行く人たちにPRする姿も。
国内では毎年3万人近くの人が自らの命を絶ち、横浜市内では年間600から800人が自殺で亡くなっているという。
栄区では、安全・安心なまちづくり「セーフコミュニティ」活動を推進する取組の1つとして自殺予防対策に取り組んでいる。また、自殺の悩みを抱えている人、自死遺族などの相談電話「栄区いのちとこころのホットライン」(【電話】045・894・8295)を第2・4木曜日午後1時30分から3時30分に開設している。
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