実際の映像や音楽にも触れた
栄区民文化センターリリスが主催する音楽講座「リリス音楽大学」。現在同所では、この講座のポピュラーミュージック学部が開講されており、10月10日には第３回が実施された。
同学部では全５回の講座を通じて、日本にも大きな影響を与えてきたアメリカのポピュラー音楽をさまざまな視点から学ぶ。講師は昭和音楽大学の特任教授である森川卓夫さんが務めている。
第３回のテーマは「ロックンロールの誕生とビートルズ」。１９３０年代アメリカでのカントリー・ミュージックの流行から50年代にロックンロールが誕生したきっかけなどについて講義。実際にエルヴィス・プレスリーなどの音楽を聞いたり、映像を見たりしながら、音楽文化が生まれた社会背景、国によって音楽の流行にも違いがあったことなどを解説した。
同所の講座ではこれまでに同学部以外にも、栄区出身の作曲家・加藤昌則さんによるクラシック学部を実施してきた。今回の講座への参加募集はすでに締め切られているが、同所では来年も同様の講座を実施予定だという（内容は未定）。
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