障害のある人と中学生たちが運動会の競技などを通して交流する「さかえ・ふれあい運動会」が、10月18日に桂台中学校で行われた。主催は栄区障害者ふれあい交流事業実行委員会。
障害のある人とない人の相互理解を深めて、共に生きる社会を実現することを目指して開催されているもの。20回目を迎えた今年の記念大会には、障害のある人や介助者、区内の公立中学校7校から集まったボランティア、福祉団体・施設の関係者、一般住民など約700人が集まった。
参加者は協力して玉入れやふれあい競走、綱引きといった競技に挑戦。普段はあまり運動する機会のない人たちも、一生懸命取り組んでいた。競技に取り組む人たちへ向けた応援にも熱が入り、会場は大いに盛り上がっていた。
同実行委員会の長瀬潔委員長は「大勢の人が参加して継続しているのが、この大会の素晴らしい所。中学生たちが、学校へ帰って体験したことを周りに伝えてくれれば」と話した。
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