「さかえcoconレンジャー」の代表を務め、清掃イベントを企画した 平野 孝典さん 横浜国立大学3年 21歳
地域活動の魅力は出会い
○…栄区社会福祉協議会の呼び掛けで昨年10月から活動を始めた、大学生中心の学生ボランティア団体「さかえcoconレンジャー」で代表を務める。現在は大学生や高校生10人が所属し、地域に根ざした活動に取り組んでいる。2回目の清掃活動では、参加者が楽しめるようにとクリスマス会も企画。「楽しい企画も用意したので、たくさんの人に参加してほしい」
○…出身は茨城県水戸市で、高校では生徒会長を経験した。「組織をいかに効率よくまとめるか学びたい」と大学では経営学部を選び、進学とともに横浜へ。昨年大学で受けた授業を通して、地域活動やボランティアに興味を持った。漠然と「ボランティアをやってみたい」と思って何か活動ができないかとインターネットで調べていたところ、区社協の学生ボランティア募集の文字が目に留まった。「ボランティアができる上、新しい組織の立ち上げにも関わることができて面白そう」と参加を決めた。
○…野球が好きで、小さい頃からベイスターズファン。水戸にいた頃とは違い、横浜で暮らす現在は「テレビで中継が見られることが嬉しい」と笑顔を見せ、時にはスタジアムへも足を運ぶ。また、父親の影響で小学生の時からゴルフにも触れ、実家に帰ると打ちっ放しへ。「大学に入ってからまっすぐ飛ぶようになりました」とはにかみ、いつかは父親と一緒にホールを回ることを夢見ている。
○…栄区に来るようになってから1年が経過。地域活動の魅力を「世代を超えた出会いがある」と語り、同団体の活動以外にも区の魅力を発信する「さかえWalker」、青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」での手伝いにも関わるなど、積極的に動き回る。それでも現状には満足せず、「チャンスがあれば、もっといろいろな場所に出ていきたい」。さまざまな場所での出会いを求めて、これからも地域活動に取り組んでいく。