区内の笠間地域を中心に活動する神輿会「笠青睦会」が発足から30年を迎え、2月15日に横浜国際ホテル(西区)で30周年記念式典を開催した。
同会は1985年に旧国鉄から神輿を譲り受けたことをきっかけに、笠間地域の若者10数人が集まって発足。笠間地域の青年の集まりということから「笠青睦会」という名称になった。
現在は20代から70代まで約100人の会員が所属し、毎年笠間の青木神社・鹿島神社の例大祭での神輿渡御を行うほか、湘南地域など多くの祭りに参加している。昨年には同会を含めた区内の4団体で「栄区神輿連合」を立ち上げるなど、地域で積極的に活動している。
15日の式典には会員のほか自治会町内会や連合町内会の代表者、横浜や湘南地域の友好団体、区内選出議員など約130人が参加した。会長などのあいさつの後には、鏡割りを行って乾杯を実施。その後、音楽やダンスなどのパフォーマンスが行われて会場は盛り上がった。また会員らは甚句を歌って輪になって踊り、参加者全員で盛大に30周年を祝った。
現在の会長は7代目の久保田一成さんで、2005年から会長を務めている。久保田会長は「無事に終わって一段落」と安堵の表情を見せた一方、「会員が高齢化してきているので、若い人をもっと入れて世代交代をしていかないと」と話し、さらなる会の発展にも意欲を見せた。
同会では随時会員を募集中。入会希望者は久保田会長【携帯電話】090・2437・9640、または事務局(熊田さん)【携帯電話】080・6731・0816。
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