入校生は氏名を読み上げられると返事をして起立した
桂町の神奈川県警察学校（野田次郎校長＝人物風土記で紹介＝）で４月17日、入校式が行われた。
この日は全国から試験に合格した初任科短期課程第１５３期生と長期課程第２０９期生を合わせた４００人が入校。会場の講堂には保護者をはじめとした多くの人が集まり、松本光弘県警本部長などの警察関係者や、黒岩祐治県知事などの来賓も駆け付けた。
式典では代表者に対して辞令が交付された後に、入校生の氏名が１人ずつ読み上げられた。その後は服務の宣誓を実施。野田校長は式辞で「難関を突破し、県警の一員となったことを全職員と祝いたい」と述べ、「どうかこの道を信じて、胸を張ってまっすぐに進んでいってほしい」と学生たちを激励した。
松本本部長は「この学校の教育訓練をきっちりと成し遂げて、警察官として世のために働いてほしい」と訓示。この日に入校した野七里出身の女性は「女性の味方になれる立派な警察官になりたい」と話した。
入校式後にはすぐに授業を開始。学生たちは短期課程で６カ月、長期課程で10カ月の間、警察官としての基礎を学んでいく。
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