栄区出身でプロ4年目の横浜DeNAベイスターズ・乙坂智選手がこの夏、大きく飛躍している。
後半戦のスタートとなる7月20日に今季2度目の昇格を果たすと代打で勝負強さを発揮し、8月に入ってからは主に1番・センターとしてスタメンに定着。7日の対阪神戦では、メッセンジャー投手からバックスクリーンへの逆転3ランを放ち、地元横浜スタジアムで初のお立ち台に上がった。 昨年5月の対ロッテ戦で、NPB史上57人目となるプロ初打席初本塁打を記録し、インタビューを受けた際には「緊張して質問を忘れてしまった」というが、今回は「緊張せず、楽しくできた」と、堂々と満員のファンの声援に応えた。
現在は寮生活を送るが、「栄区の実家にも時々帰っている」と話す。今季は8月24日現在、32試合に出場し、2割6分5厘。得点圏打率は3割8分5厘で、勝負強さはチームでもトップクラスだ。熾烈な外野手争いにも「意識はせず自分のやることをしっかりやるだけ」と力強い。活躍から目が離せない。
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