横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス新監督(41)が10月21日、横浜市中区のホテルで就任会見を行った。「選手時代を過ごした横浜でキャリアを再スタートできるのはうれしい。優勝目指してがんばります」と来季の抱負を語った。背番号は80で、2年契約。
今季最下位に沈んだチームの再建を託された同監督は、「筒香、梶谷を軸にチームを作っていき、ささいなこともしっかりこなせるチームにしたい」と話していた。
現役時代は人気芸人をまねたパフォーマンスを披露するなど、ファンを楽しませていたが、「パフォーマンスは選手に引き継いでもらい、球場の中では控えたい」と、引き立て役にまわる考えだ。
ベネズエラの出身で、日本球界では2001年から東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツでプレーし、打点王などのタイトルを数多く獲得。12年、13年はベイスターズに在籍し、来日した外国人では初となる通算2000本安打を達成した。現役引退後は指導者を目指し、今年はオリックスバファローズの巡回アドバイザーを務めていた。
同監督を一目みようと会見場のホテルまで足を運んだ、ベイスターズファン歴30年の伊東剛史さん(40)は「パフォーマンスを控えるというのは本気の表れではないか。勝てる強いチームを作ってほしい」と期待を込めていた。
栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|