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栄区版 公開:2016年2月25日 エリアトップへ

本郷ふじやま公園 腐食が進み植替え実施 開園当時からあるケヤキ

社会

公開:2016年2月25日

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枝が切り落とされたケヤキの木(2月19日撮影)
枝が切り落とされたケヤキの木(2月19日撮影)

 本郷ふじやま公園(鍛冶ケ谷1の20)内に開園当時からあるケヤキの木が、3月中に切り倒されることになった。古民家近くにある「けやき広場」のシンボルとして多くの人に親しまれている木だが、根の周辺では腐食が進んでおり、安全性などを考慮して新たなケヤキに植え替えられる予定だ。

 栄区のほぼ中央に位置し、竹林をはじめとする自然や古民家などを有して子どもから大人まで多くの区民に親しまれている同園。2003年の開園当時から、園内古民家ゾーン近くにある「けやき広場」のシンボルとしてケヤキの木は立っている。

 栄土木事務所によると、この木がある場所の状態からもともと良い生育だったとはいえず、これまでにも腐食が進んだ太い枝を切り落とした経緯があったという。また同所の担当者が横浜市の樹木医とともに視察したところ、根の周辺で腐食が進んで地中でしっかりと根を張れていない状態だと判明。「このままの状態だと、いずれ強い風などで倒れる恐れもある」と指摘し、来園者らの安全などを考慮して切り倒して新たな木に植え替える方針で進められている。

新たな木は10月以降に

 ケヤキの木は今でも広場に立っているが1月末には枝が切り落とされ、現在は幹に伐採予定の表示=写真下=が巻きつけられている。長年この木を見てきた同園運営委員会の辻登事務局長は「『けやき広場』は来園者の食事場所や、子どもたちの遊び場としても長年親しまれている場所。そのシンボルだった木なので、切ってしまうことはとても残念。寂しくなるけど、広場はこれまで通り使ってほしい」と話す。

 これまでの木はなくなってしまうが、同園運営委員会のメンバーらの「『けやき広場』の名前などを残していきたい」という思いから、広場にはこれまでと同様にケヤキの木を植えることになっている。

 現在の木は3月中に土木事務所の職員らによって切り倒される予定で、新たなケヤキの木の植樹は10月以降になる見通しだ。

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