東日本大震災から5年を迎えた3月11日、豊田地区センターで震災メモリアルイベントが行われた。
当日は震災が起きた午後2時46分に全館で黙とうした。その後、同所を管理するNPO法人さかえ区民活動支援協会の磯崎保和理事長が「震災があった際にはどのようにしたらよいのか考える機会にし、皆さんの思いを被災地に届けましょう」とあいさつ。ロビーでは同所を利用する団体の協力を得て、集まった約50人の地域住民らが震災のチャリティーソング「花は咲く」と「ふるさと」を合唱した。
夕方になると屋上で、子どもたちが思いを書いた竹にキャンドルを入れて点灯。竹には「あの日のことは忘れません」「応援しているよ」「がんばれ東日本」など、被災地へ向けた思いが記された。火が灯されたキャンドルは3.11の形に並べられ、参加者全員で東北地方の方角を向いて祈った。
同所の伊藤進館長は「運営に関わってくれたボランティアの人や、寒い中参加してくれた地域の皆さんに感謝している。子どもたちも気持ちを込めて祈ってくれたと思うので、被災地にも思いが届いたのでは」と話した。
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