栄警察署(川名愛司署長)は4月12日、振り込め詐欺の被害を未然に防止した横浜銀行本郷台支店(小野真支店長)に対して感謝状を贈呈した。
同行では今年3月30日、ATMで送金手続き中の女性に対して積極的な声かけを実施。手続きの理由など具体的な確認を行うことで、医療費の還付金があるとだます還付金詐欺の被害を防いでいた。
同行では日頃から窓口で現金を引き出す高齢者が多く、行員一人一人が「お客様の大切な財産を守る」という意識を共有して業務に励んでいるという。感謝状を受け小野支店長は「これからも十分な対応を取って被害を出さないように取り組んでいく」とコメント。川名署長は「被害を防ぐ意識を高く持っていただき感謝している。今後ともご協力いただけるようにお願いしたい」と感謝を示し、さらなる協力を呼びかけた。
不審電話に注意
区内では依然として詐欺の前兆である不審電話が多数確認されている。同署は不審電話を認知した段階で、銀行や郵便局など区内にある全ての金融機関へ状況を知らせて注意喚起。同行では同署からの連絡が来ると全行員へ周知しており、この取組も今回の被害防止につながった。
今年に入ってからの区内における被害件数は6件、被害総額は約1800万円(4月14日現在)。前年同時期と比べて4件、約860万円増加している。同署では「電話でお金の話が出たら詐欺だと思って。迷った時はすぐに相談して」と、引き続き注意を呼びかけている。相談などは同署【電話】045・894・0110。
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