国内の映画賞を多数受賞した藤山直美さん主演の映画「顔」を撮った阪本順治監督の最新作「団地」(6月4日から全国で上演中)。この映画は、主演の藤山直美さんとその夫で元漢方薬局店主役を務める岸部一徳さんが、とある団地に越してきた。好奇心を隠せない先に住んでいた住民たちとの関わりや会話がコメディタッチで描かれている。
実は、この映画のクレジットに区内小山台にある「いまい漢方薬局」の店主である今井淳さんの名前がを観ることができる。
今井さんは現在、日本漢方協会の会長を務め、これまでもテレビ放映のドラマなどで指導をしてきた。今回も漢方薬を夫婦で作るシーンがあることから同協会に指導の依頼があり、経験が豊富な今井さんが道具を貸し出したり、作り方などを映画スタッフに指導したという。
今井さんは「映画での指導は初めて。ご本人たちではなく助監督の方が、店まで足を運んで指導を受けて行かれた。しかし試写会で観たお二人は薬を作る様子をととても上手に演じていらした」と感想を述べた。
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