小菅ケ谷北公園内のレストハウスで8月20日、夏の涼を演出する「こけ玉教室」が行われた。同園を管理する奈良・生駒植木共同事業体の主催。
土や植物に触れる同園の人気イベントのひとつで、この日は栄区内外から19人が参加。生駒植木株式会社(戸塚区)の生駒順社長が講師を務め、参加者に作り方を教えた。
まずはケト土と赤玉土に肥料を混ぜた土を握って玉状に。それから土にくぼみを作ってオタフクナンテンの苗を入れてから、周りに土が見えなくなるように水こけを付け、最後に糸で結んで完成。参加者たちは「うまく丸くならない」「糸を巻くのが難しい」と苦戦しながらもさまざまな大きさのこけ玉を作り上げ、生駒社長は「作るだけじゃなく、今後は家庭で育てる喜びも味わってください」と呼びかけた。
港南区から両親と参加した三枝リュウ君(12)は出来上がったこけ玉を前に「パイナップルみたい。作ってみて楽しかった」と笑顔を見せた。同園の高野廣子所長は「大人も子どもも夢中になって、楽しそうにやってくれていたのでよかった」と話した。
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