関東学院六浦小学校の3年生80人が2月15日、海苔摘みや海苔すきの体験学習を金沢漁港で行った。主催は横浜の砂浜を取り戻そうと幅広い活躍を続ける「NPO法人ともに浜をつくる会」(石田猛会長)で、今年から3年継続し三井物産環境基金の助成金を得て実施する。海苔の種付けから収穫・乾燥までを体験することで、砂浜の再生や生物多様性、自然と人間の共存のあり方を学ぶことが狙い。
参加児童は朝、金沢漁港沖から上げてきた養殖用のネットの海苔ひびから、先を争うように海苔を摘んだ。その後摘んだ海苔を包丁で細かく刻み、海苔すきを体験。「海苔をうすく入れるのは難しかったけど、うまくできた」と体験した児童は笑顔を見せた。島田正敏校長は「小学校単独ではできないこと。触ったり食べたり、児童にとって貴重な体験になったと思う」と話した。
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