3月25日、いきいきセンター金沢(泥亀)に東日本大震災の被災地に送る支援品が続々と持ち込まれた。合言葉は「神奈川の子どもの元気を被災地の子ども達に届けよう」。発起団体の1つ、「横浜災害ボランティアバスの会」のメンバーで、金沢区災害ボランティアネットワーク代表の外山薫さんは、「小学生や中学生が避難所の運営を手伝ったり、自衛隊の道案内をしたりして活躍している。そんな被災地の子どもたちに元気を届けたい」と話す。
募集した支援品は子どもの靴や靴下、衣類、おもちゃといった子どもの元気につながる身近な品など。ガールスカウトの子どもらが、今の季節に必要な物資を最優先に仕分けし、20箱のダンボールに詰めこんだ。それでも収まりきらない支援品の山に、外山さんは「こんなに支援の輪が広がるなんて」と感慨深げに話す。
実行委員会の「被災地の子どもを支援する神奈川市民の会」には、現在20を超える企業や市民団体が協力・参加し、神奈川県内全域の活動に広がっている。
県内から集めた支援品を積んだ第1次隊(大型バス1台、トラック2台、オートバイ5台)は4月1日に宮城県気仙沼市に向け出発する予定。現地では、簡易仮説トイレの設置や人形劇の上演、温かい飲み物のサービスなどを行う休息の場「カフェ ヨコハマ」の設置を実施する。「1回だけではなく、継続的な募金と支援を行う」と外山さん。今後は、被災地の状況とニーズを聞いた上で、活動内容を決定していくという。
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