横浜市は、金沢文庫駅と金沢八景駅を中心とする地区を対象に、バリアフリー化を進める基本構想素案を作成した。この素案は、昨年の10月19日から、学識経験者や福祉関係団体、5連合町内会、鉄道会社、土木事務所、道路局、行政関係者らが集まり、検討を重ねてきたもの。高齢者や障害者が日常生活でよく利用する生活関連施設や、施設間を結ぶ経路を想定し、重点整備地区案を作成した=地図参照。
金沢文庫駅と金沢八景駅は区内1・2位の乗降者数を誇る区内の中心部。両駅の間には区庁舎や地区センター、図書館、地域ケアプラザ、金沢公会堂、医療施設、商業施設が集積しており、高齢者や障害者を含めた多くの住民が集まることから、対象地区に選ばれた。誰もが不便を感じることなく移動し、駅や周辺施設を利用できる街を目指し、来春には基本構想の原案の検討に取りかかる予定だ。
基本構想策定に先立ち、現在この素案やバリアフリーに関する区民の意見を募集している。「日常生活を送る上で、バリアフリー化が必要だと考える施設や経路の意見などをお教え下さい。基本構想策定の参考にいたします」と区政推進課の職員は呼びかけている。
募集期間は5月9日(月)まで(当日必着)。意見は金沢区役所区政推進課(4階)、金沢文庫駅東口行政サービスコーナー、道路局ホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/bf/kanazawa)などで入手できる所定の用紙に記入し、金沢区区政推進課企画調整係(郵送〒236・0021金沢区泥亀2の9の1、【FAX】045・786・4887、【メール】kz-kusei@city.yokohama.jp)まで。
問い合わせは区政推進課企画調整係【電話】045・788・7729へ。
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