金沢区・磯子区版 掲載号:2011年5月5日号
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橋本区長インタビュー 防災の課題 浮き彫りに 区民と協働で「よりよい街づくり」を

インタビューに応じる橋本区長
インタビューに応じる橋本区長

 2011年度のスタートにあたり、橋本康正金沢区長にインタビューを行った。区長1年目を振り返るとともに、今年度の重点事業や東日本大震災で浮き彫りになった区内の防災の課題、今年度の抱負を聞いた。

 ――着任してからの1年を振り返って?

 橋本区長―金沢区は海もあり、自然が豊か。地域活動も活発だと着任前から聞かされ、楽しみにしていました。催しや事業を展開する中で多くの区民と接してきましたが、その「豊かさ」を実感した1年でした。

 ――東日本大震災をうけ、防災への関心が高まっています。

 区長―金沢区の防災上の課題が浮き彫りになりました。1つは津波・高潮対策です。今回は東京湾内で1・6m水位が上昇したと報告を受けました。幸いにも干潮に近かったので被害はありませんでしたが、避難勧告を出す寸前でした。もし、実際に避難することを想定すると、海から高台までの距離や防災拠点となっている文庫小学校の津波対策など安全とはいい難い状態です。こうした問題点を早急に精査し、避難経路や具体策を見直していきます。

 ――液状化現象も深刻だったとか。

 区長―液状化現象は柴町など区内でかなりの数が発生しました。被害の大きい場所では、高低差約2mの隆起陥没が確認されています。また区庁舎の耐震も懸念事項の一つ。地震直後は職員全員、区庁舎から出て泥亀公園に避難しました。大きな損傷はなかったものの、いたるところにヒビが確認されています。市には区庁舎の再整備構想をお願いしていますが、もう少し時間が掛かるようです。災害時に対策本部が設置される区庁舎は、防災拠点の要です。再整備の優先度をあげてもらうよう、さらに強い声で市に要望していかなくてはいけません。

 津波・高潮、液状化現象、庁舎の耐震性の3つの課題は、区だけでは解決しきれない問題。区民の方々にも改めて現実を認識していただき、我々ができることは何なのか一緒になって考えていきたいと思います。

 ――今年度は区としてどのようなことに取り組んでいきますか?

 区長―重点推進事業としては多文化共生事業、金沢文庫駅と金沢八景駅間のバリアフリー構想の策定事業、人と動物が安全・快適に暮らせる街づくり事業の3つを掲げています。そのほかにもECO推進事業や保育所の拡充などにも力を入れていきます。ボランティアや市民活動が活発な地域柄を生かして、区民と協働で事業を推進していきたいと考えています。

 ――今年度の抱負を。

 区長―区民の皆さんは、この地区に誇りを持っているし、愛着も強い。また、区職員もモチベーションが高く、「よりよい街づくり」を強く意識しています。こうした力を合わせ、横浜の先進区となるような街を作っていきたいですね。
 

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