金沢区・磯子区版 掲載号:2011年6月2日号
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「絶対復興」の思いをのせて 南部市場でチャリティアクション

社会

会場では女川の郷土料理「つみれ汁」などを販売
会場では女川の郷土料理「つみれ汁」などを販売

 横浜市中央卸売市場南部市場で5月28日、「横浜南部市場チャリティアクション」が開催された。東日本大震災の被災地復興の第一歩は経済活動への参加と考え、地元産の水産物や風評被害に苦しむ福島県や茨城県などの野菜を販売した。冷凍庫が3階にあったおかげで、奇跡的に被災を免れた石巻名産の「金華サバ」で作った塩サバ200枚や女川町の郷土料理のつみれの入った女川汁300食は、あいにくの雨で客足が鈍かったにもかかわらず完売に。女川町から参加した水産加工会社の阿部淳さん(36)は津波で会社も家も車もすべて失くしたが、「絶対復興する。帰る場所となる故郷がなかったら嫌でしょ」と復興への意欲を力強く話した。

 また、横浜市民の「何かしたい」という気持ちを形にしようと、市民参加型の支援を展開。未使用のTシャツや味噌・砂糖、トイレットペーパーなどの寄付を継続して呼びかけている。集められた支援物資は、南部市場の人により、被災者に手渡しされる。

 このチャリティアクションは今後も実施していく予定。開催日は8月までの第4土曜日(6月25日、7月23日、8月27日)。

継続した支援を

 南部市場の食品業者から成る共栄会が目指すのは、「一度きりで終わらせない継続した支援」だ。これまで同会は、トイレットペーパーを横浜市内の避難所に届ける「1ロール運動」や被災地に支援物資を手渡しで届ける活動、女川町での「復幸市」への参加などを展開してきた。

 「震災前は、地方から市場に物が集まっていたが、今は市場から地方へ物を逆流させる時。市場の力を最大限に生かしていきたい」と同会専務理事の柴岡義幸さん。市場は物資を集める場所を提供でき、それを運ぶ流通経路がある。また、多くの卸売業者が集まるので、被災地の商品をPRし今後のビジネスチャンスを広げることもできる。柴岡さんは「被災地の人たちが復興に向けて立ち上がろうとしている。市場だからこそできる支援を、横浜の力を合わせ今後も協力していく」と話した。
 

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