富岡八幡宮で「祇園(ぎおん)舟」 古(いにしえ)の神事 勇壮に
富岡八幡宮(富岡東)で17日(日)、例大祭「祇園舟」が開かれる。800年以上の歴史をもつこの神事は、横浜市無形文化財に指定されている。同神社は「昔ながらの勇壮な神事をぜひご覧ください」と来場を呼びかけている。
この神事は、青茅でつくった舟(70cm×50cm)に1年間の罪穢れを託し、沖合遠くへ流すもの。五穀豊穣・豊漁への感謝の意味もある。茅舟は「八幡(はちまん)丸」「弥栄(いやさか)丸」という木造の船で放流。その途端、両船が全速力で競漕を始め、神事はクライマックスを迎える。これは流した罪穢れからいち早く逃げたことに由来するとされ、神事の見どころの一つになっている。
時間は午前10時から。問い合わせは同神社【電話】045・776・3838まで。
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