今年度の横浜市内の熱中症による緊急搬送は5月1日から7月10日までで、213人と昨年の約5倍になっている。梅雨が明け暑さの増すこの季節、市消防局は熱中症への注意を呼びかけている。
市では気象情報をこまめに収集して予防や事前の対策を取ることや、健康管理を徹底すること、自身がいる環境や温度、湿度を確認し、節電対策と体調のバランスを見ながら、必要に応じて冷房の使用を検討することなどをあげている。また、初夏に熱中症が多く発生している状況を踏まえ、特にこの時期には、こまめな休憩と水分補給を心がけることや、屋内でも油断しないことを提案している。
同局では、「室内に温度計を置く、リビングや寝室にこだわらず、自宅内で風通しのよい涼しい場所を探す、体調が優れない場合は早めに診察を受ける、喉の渇きを感じる前に水分補給するなどが効果的。特に高齢者と子どもは注意が必要」と話す。市では予防策などをホームページで掲載している。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|