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環境教育と活動の拠点に 海の公園の環境創造事業
横浜市唯一の海水浴場として、市民に親しまれている海の公園。昨年から管理・運営を行っている(財)緑の協会は、「海」という大きな自然を活用し、環境創造事業に力を入れている。
同事業を立ち上げたのは2007年のこと。環境教育の場として、地域との市民協働で様々な取り組みを推進してきた。
近隣の小学校との連携では、海の公園を総合学習に活用。学習会に加え、資源回収分別表示板や落書き防止の壁面掲示板の設置などを、児童の発案で実現してきた。「こちらが一方的にお願いするのではなく、子どもの自主性を大切にしている」と緑の協会の木村敏彦さんは話す。
また09年から海の環境を考える親子講座を開設。海の公園を通して、海・生物・植物などについて学ぶ機会を市民に提供する。講座修了者は「海の公園環境活動サポーター」というスペシャリストとして認定し、市民協働の一翼を担う人材として活躍しているという。
公園を拠点としたボランティア団体の活動も活発だ。砂浜を清掃するビーチクリーンの登録団体数は17、そのほか14の団体が「海とのふれあいセンター」を利用し活動している。木村さんはボランティア支援として、「利用している人たちを結びつけ、活動に広がりを持たせる役割も担っていきたい」と話している。
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