交通安全シルバー大会 高齢者の事故なくせ
金沢公会堂で9月27日、第5回金沢区交通安全シルバー大会が開催された。200人あまりの区民が参加し、交通安全への誓いを新たにした。
この行事は、年々増加している高齢者の交通事故を防ごうと、金沢区安全安心まちづくり推進協議会(横井正巳会長)の主催で2007年から実施されている。
当日は式典の後、県交通安全対策課による交通安全教育が行われ、「信号が点滅したら横断しない」「自動車が自分に気づいてくれるとは限らない」など、「高齢者安全横断五つの品格」が示された。
続いて行われたアトラクションでは、県警交通安全教育隊による交通安全エアロビック「トラビック」の指導も。これは、「茶摘」「村祭」などの童謡にのせて、「車の死角に注意」「無理な横断事故の元」など、交通事故を防ぐポイントを啓蒙するもの。指導員らに合わせて、参加者も実際に体を動かしながら交通安全の意識を学んだ。
金沢警察署管内では、8月末までの集計で高齢者の絡む事故が122件(24・6%)あった。これは、二輪車事故に次いで多い数字。行事を共催する金沢警察署の宮田富由交通課長は「年齢を重ねるごとに体力は低下する。ちょっとした事故でも大きなケガにつながるので、とくに横断のときは余裕をもってほしい」と話した。
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